35話あらすじ
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生徒会選挙の立候補者募集が始まった。テストも100点で自尊心が満たされすっかりウキウキになったリコは、周りの推薦もあって立候補することに。自分が会長になったときのことをイメージしご満悦なリコ。
一方で対抗馬には壮太の勧めで同じクラスのゆうと君が浮上した。生徒会長にしてはやや内気だが学校を想う気持ちは人一倍なゆうと君。
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そしていざ選挙活動が始まる。ルックス・人脈・魔法を駆使したポスター作りとあらゆる面でリコが優位かと思われた。
しかし、真に学校の将来を心配するゆうと君と話すうち、リコは自分が特に目標や公約もなく、ただ何となく喝采を浴びたいから立候補したことに気づいてしまう。そういえば立派な魔法使いを目指すって言ってた時もこんな感じだな、と思い出しまた軽く凹むリコ。
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一夜明け、投票日。学校を襲う厄介な敵をプリキュアになって撃退したみらいリコ、はーちゃん。その時ゆうた君も必死に学校の花壇を守っていた。それを見たリコ、やっぱり生徒会長にふさわしいのは彼だと確信する。
投票前最終演説でゆうた君は自ら掲げる学校の理想像を語るが、なんとリコは「ゆうた君が生徒会長になるべき」と今の本音を正直に演説し、支援者にお詫びを述べるとともに事実上の辞退をした。
これはなかなか驚きの落としどころでした。なんとなく生徒会長にはならないだろうな、と予想はしてたんですが。
以前のリコだったらもっと意地を張って「別に私だって生徒会長にふさわしいし!」なんて言っていたかもしれないのに、最近はかなり素直になりましたねえ。
以前のリコって魔法学校で落ちこぼれで余裕がなかったですからね。ナシマホウ界の学校ではトップクラスの成績で優等生なので心にも余裕が生まれてるからかな、と思いました。
かなり良い脚本回でした。このところの伊藤睦美先生はハズレないな、と言っていいでしょう。
しかし全校生徒が見つめる壇上で正直になって「辞めます」なんてなかなか言えませんよね。あそこに立つだけでも大変だと思います。
そう考えるとリコはかなりの強心臓なのかもしれません。まあプリキュアは大概そういう子多いですけどね。
今回のそれぞれの活躍
リコ:言うまでもなく今回の主役。生徒会長にはなれなかったが、他人を認める素直な心を持つことができました。いつかはっきりした目標ややりたい事が見つかるといいですね。みらい:高難度の念写魔法をいつの間にか習得していました。みらいの魔法の才能はすごいという設定が久々に活きました。今回は前回同様サポート役に務めた感じ。
はーちゃん:選挙自体良く分かってなさそうだが、リコだけじゃなくゆうと君も応援する公平性を見せる。ゆうと君にも興味津々なのはいいが、ああいう姿勢は男子を勘違いさせないか心配。でもはーちゃんの誰に対しても優しいとこにみんな救われていますね。
モフルン:マスコットとして本来の役割を果たし貢献。エンディングダンスでは主役の扱いで、映画への期待を持たせました。
まゆみ&勝木さん:すっかり仲良しになっていて、百合百合しかったです。
新キャラのチクルン:声がリボーンの人(ニーコ)でした。
あとさりげなく今回から冬服です。グッバイ、まほプリの夏服よ……!