第8話 「魔法のほうきでGO!ペガサス親子を救え!」
「信じる」ことがテーマだった8話。
魔法を使うには信じる心が必要
みらいは信じれば空を飛べる、そう信じて見事に“箒で空を飛ぶ”という魔法少女の必修科目とも言えるスキルを自分の物にしました。(最近の魔法少女は必修というわけでもないですが)その後、戦闘で「私を信じて」と言っちゃうみらい、「信じてるから」と返すリコ。
自分を信じることと、パートナーを信じること。その二つがサラッと短いセリフの中に込められてていいなあ、と思った回でした。
しかしまだ8話だというのに、この2人の“絆”というか“愛”は揺るぎませんねえ。この調子で行くと、終盤ではどこまでラブラブになってしまうんでしょうか。
そう言えばこの回を見て、昔私が好きだった「魔法少女隊アルス」というアニメで、主人公のアルスが「想う心があれば誰にだって魔法は使える」と言っていたのを思い出しました。
アルスもまほプリが好きな人にはぜひオススメしたい作品ですね。同じく異世界ファンタジーの魔法少女モノですので。
ペガサスについて
アイスドラゴン、マーメイド、ときて今回はペガサス。今回出てきたペガサスは、例えばマイリトルポニーやジュエルペットなどに出てくるような、女児アニメ特有のデフォルメされたデザインじゃなく、現実の馬に近い デザインでした。
http://ja.mlp.wikia.com/wiki/
↑北米の大人気女児向けアニメ、マイリトルポニーにおけるペガサスの例。
これはファンタジーものとしての「リアリティ」を出したいんじゃないかなと思いました。
つまり、魔法界がまるっきり有り得ない現実離れしたフィクションの世界ではなく 、もしかしたらどこかにあるんじゃないか、と思わせるようなデザインにしたかったということですね。
特に、女児にそう思ってもらえたのなら最高でしょう。
まあペガサスは良かったんですが、双頭のアルパカや三つ首の亀はちょっとキモコワだな~と感じました。
触手を打撃にしか使わないさりげない配慮
触手とヒロイン、と聞くとまあ大概の汚れたオタクはアレでソレでナニを思い浮かべると思いますが、ここはプリキュア。小さな女の子が楽しく視聴するアニメで、親から原因不明の「待った」が入ってプリキュアが見られなくなってしまっては、元も子もありません。
そこで「触手は縛るもの」という概念を捨て、触手なれども打撃に特化したヨクバールが誕生しました。
なるほど、これなら性的なものを連想しようがないですね!
しかし姫プリでは、プリキュアたちが触手で縛られるの割と何度もあったんですが、もしかしたらそれで苦情がきちゃった、とかだったならば困りものですね。そう言った話は全く聞きませんが、もしかしたら公表されてない部分で起こったことなのかもしれません。
だとしたら今年は水着回もきびしいのか・・・!?
いや前回の人魚さんはほとんど水着でしたが・・・。なんか大人の水着はセーフ、みたいな風潮がありますから何とも言えぬ・・・。
ナシマホウ界編がスタートか?
次回で魔法界編が一区切りを迎えるような予告でしたね。そうなると、みらいがナシマホウ界に帰省し、リコが留学する形になるんでしょうか。
みらいの友人とかも出てきて、リコ嫉妬、みたいな展開もありそうです。
ぜひそう言う話を高橋ナツコ脚本でやって欲しいです。
あるいは予告がフェイクで、まだ魔法界編がつづく可能性もありますね。
まあ春休みも終わっちゃうので帰省が濃厚かなとは思いますが、その場合リコはどういう理由でナシマホウ界に行くのか、みらいの家族はどんな反応するのか、なども気になります。
さあどんな感じになるんでしょうか~。