第9話 「さよなら魔法界!?みらいとリコの最終テスト!」感想
さらばモブトリオ、彼女たちの成長を振り返ろう
ついにジュン・ケイ・エミリーことモブトリオが、みらいとリコがプリキュアに変身したのを目撃した。http://www.toei-anim.co.jp/tv/precure/character/mahokai.php
「ま、まさかあの2人が・・・!?」「変身した!?」なーんてリアクションは一切なく、ただ伝説の魔法つかいプリキュアが目の前にいることにのみ驚いていたモブトリオ。
それにしてもあまり驚いてない様子。不思議なものがたくさんある魔法界ではプリキュアもその延長上にすぎないという捉え方なのでしょう。
あるいは、まだ2人がプリキュアということに気付いてないのかもしれません。
「なんか2人が光ったらプリキュア出てきた!2人はどこへ!?」みたいな。いや、まさかな……。
そしてこのリアクションの軽さを見て、「あ、この子らはプリキュアにはなれないな」と確信してまいりました。
まあ95%なれないだろうとは思ってましたが、それが限りなく100%になったというか。(一応可能性は0ではないとしておきます)
さてそれはともかく、第9話で3人も成長が明確に描かれていました。1人1人見ていきましょう。
ジュン:
ちょっと不良っぽい彼女だったが、みらいに「ナシマホウ界に遊びに行くからな」 と約束するなど、わずかな期間でもかなりみらいと仲良くなったことを感じさせられる台詞でした。
みらいとリコが友達を超えたレベルで仲が良すぎるから気付かなかったけど、彼女も友達思いな性格なのでしょう。
ケイ:
あまりにひどい忘れ癖がある彼女でしたが、みらいがメモを部屋のドアに貼ってくれたおかげで、多少はマシに。
脇にしておくにはもったいないかわいいキャラでした。
エミリー:
箒で空を飛ぶことを怖がっていたが、今では悠々と飛べるように。
箒だけが弱点だったのに、それ以外の補習もせにゃいかんのかい!と愚痴の一つもこぼさず、真面目な子でしたね。
ところで魔法少女の箒の乗り方って主に2種類、「跨り型」と「腰掛け型」があるのですが、彼女が跨ぎ型だったのは少々意外でした。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10115416380
↑おジャ魔女どれみで言うと、どれみ・あいこ・ももこが「跨り型」で、はづき・おんぷが「腰掛け型」です。
魔法つかいプリキュア!では、リコのみが「腰掛け型」と「跨り型」の併用で、後の4人は「跨り型」。
リコもほとんどの場合は「跨り型」を採用することが多いようです。
個人的には、ぜひエレガントな「腰掛け型」もどんどん採用してほしい所。
↑アルスのような「サーフィン型」という型もあります。プリキュアになった時はこの型も用いられますね。
ワクワクもんの魔法戦、ただ作画が荒れ気味でもったいないと感じた
その箒を使った魔法バトルはワクワクもんでしたね~。ただ作画が今回フィリピン班だったからか、荒れ気味だったのが残念でした。
しかしフィリピン班だったからダメなのか、というとそうでもないと思います。
今回Aパートからぐりぐり動くし、演出力が要求される難しそうな作画が多いように感じましたから。
引いた絵が残念だな、というだけで動きは良かったですよね。
みらい・リコが力を合わせてリズお姉さんに勝つところ、必殺技バンクでマジカルがいつもより強くミラクルの手を握る所は非常に良かったと思いました。
一方モブトリオは、リズ姉さんに善戦するも完敗。やはりモブはモブか……と、哀愁を感じざるを得ませんでした。
みらい帰省!2人はナシマホウ界へ!
リコと別れるのが嫌でみらいが泣いちゃう場面では私もウルッとしちゃいましたよ……。でもやっぱりリコが追いかけてきてくれました!
そんなこんなで愛する2人は晴れて再会し、ナシマホウ界に行くことになったのです。
リコはやっと留年がなくなったばかりなのに、魔法学校を放り出しちゃって大丈夫?とかなり心配ですが。
まあ2人の愛があれば大丈夫でしょう……。
こうやって魔法界とナシマホウ界をいったりきたりして交互に描いていき、視聴者を飽きさせないようにするのが魔法つかいプリキュア!の工夫なのかもしれません。
まずは「第一次魔法界編完結おめでとう」と言っておきましょう!
「こっちの世界」にきたみらいとリコに何が待っているのか……。待て次回!
モブトリオ、今後出番はあるのかなあ~。ナシマホウ界編ではないかな~。