第12話「満天の星空とみらいの思い出」感想
中谷さんが復帰した良作画回
今回の作画監督は前作Go!プリンセスプリキュアでキャラデザを務めた中谷友紀子さんでした!姫プリでも中谷さん回は作画良かったですが、今回もどのカットを抜き出してもかわいくて、素晴らしい作画でした。
リコ、ややポンコツ化?
今回のリコは少しポンコツ化してしまったのではないかという声もありましたが、私はそうでもないと言いたいです。
円錐の展開図を描く問題は解けなかったわけではないですし。
描いてる途中に誰かツッコめよ、と言いたくなりましたが、リコの熱がすごすぎて誰も口出しできなかったんでしょうね。
星の名前を答える問題では、ナシマホウ界の呼び名を知らなかったのは痛かったですが、その後家でしっかり調べて学習してたのは流石だなと。やっぱり勉強熱心だなと。
リコのような学ぶ姿勢は、子供たちだけでなく大人も見習うべきだと思いましたね~……。
しかし座学だけでは気付かないこともある。実践も大事。
座学が得意なリコは、ノウハウを学ぶことにとらわれすぎて、実践がおろそかになってしまうことがありました。
例えばバレーボールの時間でも、まず本を読んでルールを学ぶところから始めたのも、なんとも彼女らしいというか。
みらいは、そんなリコを箒思い出の場所にで連れ出し、「本の中に書いてあることが世界の全てじゃない」と教えてくれました。
夜中にこっそりと箒で空中散歩、これも魔女っ娘ものの醍醐味ですね。
あと、ナシマホウ界では見られないかと思った魔法学校の制服が見られて安堵しました。中谷さんの絵で見られたのもうれしいですね。
星空をランデブー飛行してリンクルストーンをゲット、これってあのアニメみたい。
なんやかんやで敵を撃破してタンザナイトのリンクルストーンをゲットした2人。
この流れ、昨年深夜に放送したあのアニメみたいですね。そう……
放課後のプレアデスみたいだな、と。
↑はWEBアニメ版ですがね。あのアニメ、昨年の深夜枠のTVアニメでは1番好きなアニメでした。
もしかしたら今回の脚本はプレアデスに影響されたかもしれませんね。
しっとりした雰囲気が大変良かったです。
いつものようなぎゅ~って抱きつく百合とはまた違った、クールで静かな百合でしたね。
かくして、リコはみらいと星空デートを経たことにより、実践も大事なんだということを改めて実感したようです。
クラスメイトとも打ち解けてなんだかいい感じじゃないですか。
まあ壮太君にも名前呼びになったのはなんだか引っかかるけど。偽名で呼ばれるのがなんか嫌だったと解釈しておきましょう。
あと、バトルとか。
スパルダさんは未だにプリキュアに名前を覚えてもらってないんでしょうか?視聴者的にも、声優が小林ゆう画伯であることをのぞけばイマイチ特徴がわからないキャラなんですよねえ~。
女子中学生プリキュアの若さに嫉妬する敵のおばさんなら、これまで何人もいましたが、彼女はそういうのともなんか違うようですし。
1クール目も終わりましたし、敵幹部とのガチンコバトルもそろそろ見たいですね。
あとダイヤスタイルがナシマホウ界編になってから一度も使われてませんが、やっぱり性能が低くて使いづらいのかもしれませんね。
物理で倒すならルビースタイルでいいだろ、みたいな印象でした。