やっさんのガールズアニメブログ

女児向けアニメを中心に、女の子が主人公のアニメのレビューなど

魔法つかいプリキュア!6話感想|百合キュア万歳!姉コンプレックスって王道だね




第6話 特訓!魔法の杖!先生はリコのお姉ちゃん!?感想

前回、「名前呼び捨て」を習得し深まった2人の絆!だがそこに次なる関門が!

堂々みんなの前でハグ!まさに百合キュアだ

今回の最大の見どころは、魔法を成功させたリコにハグするみらい!

いや~、もうあのシーンだけでやっていけますよ・・・。眼福眼福・・・。

以下は、ちょっと長い考察なので見なくてもいいです。

リコ姉、リズさん襲来

腰痛でダウンしたおじいさん先生の代わりにきたのは、まだ教育研修中のリコの姉、リズでした!

ちなみにCVは名塚佳織さん。かつて、フルーツバスケットではほっちゃん演じる本田透が名塚さん演じる草摩杞紗ちゃんのお姉さん的立場でしたが、16年の時を経て立場が逆転か。何だか感慨深いですね。


しかしリコは何やら姉に劣等感を感じていた模様。

そう、優秀過ぎる姉に、魔法劣等生のリコは引け目を感じていたのです!

あ~、そうかそうか、そうきたか~って言う、一つのお約束ですね。 

プリキュアではハートキャッチプリキュアでえりかが姉のももかさんに反発していたことを思い出します。

 

あの明るく奔放なえりかも、一時はお姉さんに嫉妬してネガティヴな態度をとっていました。
 
元からややネガティヴな性格のリコは、お姉ちゃんと再会しただけでめちゃめちゃナーバスに。

更にみらいが課題をもう少しで成功、というところまで行ったのでリコのメンタルは早くもボロボロ。 魔法の杖を捨てちゃうギリギリまで行ってしまいました・・・。

2週続けてメンタルを追い詰められるリコには同情を禁じ得ません><

実はリコも天才なの!?

なんやかんやで、みらいと姉リズさんの想いが通じたか、「水をイメージ通りに造形する」という課題を「水をイメージ通り凍らせる」ことでクリアしたリコ。

姉曰く、氷系の魔法は上級者向けなんだとか。 

また姉が言うには、リコは実は相当魔法の才能があるとか!? 

これは身内びいきな意見なのかもしれませんが 、リコが才能あるとしたら、明らかに天才であるみらいと並んで天才コンビになってしまいますね!?

主人公は天才肌な面が強調されている場合、相棒は努力型というのが一般的な女児アニメのコンビですが、両方天才だといささかバランスが悪い気がします。

実際ここまでは天才のみらい、努力のリコとしてキャラが立ってきたわけですから。

というわけで私はそこまでリコが天才だと思わないんですね。

では何故お姉ちゃんはリコが「才能がある」と言ったのか。以下のような理由が考えられます。

  • 完全な妹びいきで、希望的観測を含んでいる。
  • 自分が才能があるので、家系的に妹も当然あるだろう、と思い込んでいる。
  • 「才能がある」と言うのは限定的な意味。みらいはオールマイティな才能があるが、リコは氷系魔法限定で才能がある。

1つ目の理由、はありそうですがやや無責任か。

2つ目、も十分納得できるものですが、妹を真に心配している姉、というイメージからは外れるか。 無意識で刷り込まれたようにそう思ってる、というのはあり得そうですが。

3つ目はやや苦しい解釈にも思えましたが、「才能があるとは思えないリコが才能がある」と言った理由としては最も自然。 



次に、リコには実は本当に才能がある場合も考えてみました。

じゃあ才能がある根拠とはなんなのか?
  • 魔法の杖が星形だった(形は重要らしい)
  • 姉が天才なら家系的に天才でもおかしくない(そりゃそうだ)
  • そもそも才能ないとプリキュアにはなれない(無情) 
魔法の杖の形がキレイだと才能があるそうなので、やっぱりリコも才能あるんですかねえ。杖の形というのは否定できない所です。

姉が天才だったら、妹も同等かそれ以上の天才というのもアニメにおいてはお約束です。

才能なかったらプリキュアになれない・・・のだとしたら、前述のえりかやスマイルプリキュアの面々はとてもプリキュアにはなれなかったでしょう。

また難しい氷魔法を使えたことから、リコにもそれなりに才能があると言えそうです。氷魔法は他の4人にはできなかった、という点も重要ですね。

ただあくまで氷魔法は、なのかもしれませんねえ。箒での飛行はひどいものですからねえ~。


結論:リコも実はそこそこ才能があるが、みらいはそれがかすんでしまう程の天才なので、2人の天才型・努力型という構図は崩れない。 
 
と、これが一番しっくりくるように思えます。