やっさんのガールズアニメブログ

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プリパラ123話ノンシュガー漂流記感想|ノンシュガーが無人島で生き残って手にした賞品とは

プリパラ123話ノンシュガー漂流記感想

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http://www.animatetimes.com/news/img.php?id=1479369355&p=1&n=11

どっから突っ込んでいいのかわからない福田脚本回。

しかしノンシュガーが真の意味でチームになるには通過しなければならない試練回でもありました。
 

あらすじ

神アイドルグランプリが有利になる賞品をかけて、いきなり無人島生活大会が始まった。 この大会の勝者はただ一組。もし脱落すれば「腰抜けアイドル」にまでランクダウンしてしまうという過酷なルールだ。

ちりは開幕早々脱落ボタンを押したくなるがこのルールを聞いて踏みとどまった。なおガァルマゲドンはみかんが脱落ボタンを肉まんと勘違いして早々に脱落。

日が立つにつれペッパーは野生に帰って人語を忘れ、ちりの財力によるズルも通用しなくなっていく。 一人元気なペッパー、憔悴したのん、もっと憔悴したちり。ちりはせっかく配給されたおにぎりも「人が握った食べ物なんて不潔」という理由で食べないのだから、そりゃ憔悴もする。

そして無人島生活1週間になる日、ちりはのんが4時間かけて汲んできた水を水芸用に補給しようとしてしまう。 これにのんが激怒。「もう限界、ノンシュガーは解散」と言って走り去る。

もうしょうがないか……。あきらめかけたちりは、のんが残した日記を見つける。そこにはのんのノンシュガーに懸ける思いが記されていた。 これを見たちり、自分の態度を改めまずペッパーと和解。そして走り去っていったのんにも追いつき、3人は本当のチームになったのだった。 極限状態でふっきれた、というかヤケになったちりはもう「ペロピタ」もへっちゃら。むしろ「ペロピタ返し」で親睦を深める。

こうして、大会の勝者になった3人はステージを披露する。この無人島生活大会の賞品とは3人の「笑顔」だったのだ。え、あれだけ苦労してそれだけ……?


ノンシュガーに残された課題



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http://www.animatetimes.com/news/img.php?id=1479369355&p=1&n=6

 ノンシュガーには大きな課題が残されていた。

それはプリパラ内のちりちゃんがのん、ペッパーと打ち解けていないことだ。

特に、極度の潔癖症なちりちゃんにとって、正反対の野生児であるペッパーと仲良くなるの簡単なことではない。

ペッパーの友好の証「ペロピタ」もちりちゃんには「不潔ですわ!」と一蹴されてしまう。

ではどうすればいいか!?

これはもう、不潔とか清潔だとかが関係ないくらいの極限状態まで追い込まれるしかない。

極限の苦難を乗り越えたとき、真なる団結が生まれる。

そこで無人島生活、ということなのだろう。

で、見事に成功

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http://www.animatetimes.com/news/img.php?id=1479369355&p=1&n=10

箱入りお嬢様にとっては地獄とも言える環境を、のんとペッパーに支えられ、ワガママを言いながらもなんとか耐え抜いたプリパラ内ちりちゃん。

最後は、あの潔癖症のちりちゃんが、ペッパーとヨダレを擦り付け合う程の仲良しになったのだから、無人島での試練は大成功と言えよう。

逆に言えばここまでやらなきゃ折れないほどのめんどくさい人だったとも言えるが。

ノンシュガーには素晴らしい未来が待っていると予感させられた

とにかく、本当によくがんばったと思います。これでようやくスタートラインに立てたと言えるでしょう。

それに神アイドルグランプリ本選ではないにしろ、一度ソラミ・ドレシ・ガァルマゲに勝ったのは大きいです。この3人プリパラ歴も浅く、小学生ということで経験不足が否めませんでしたが、一度勝ったという経験を得たことは重要。

勝ったことで校長が賞品と言っていた「笑顔」になれたわけですからね。この大会の「優勝賞品」=「笑顔」≒「勝利の経験」と言えるでしょう。

だから「優勝賞品」が神アイドルグランプリに役に立つ、なんて言ってたのもあながち嘘ではないわけです。

これからのノンシュガーに栄光あれ。